2021年8月22日日曜日

4日目・一転天国(^^)~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

昨日まで頑張ったかいがありました。
この日は浦河町までの240.7km、最終日の宿はどこにしようか迷いましたが、
この4日目をあまり頑張りすぎないようプランニングしました。

この旅初めてのホテルの朝食!
ホテルロイヤルインは朝食の評判が良かったので絶対食ったろと楽しみでした。
いや~朝から大満足でした(^^)v

駅前のホテルだったので、駅の放送が聞こえるんですよ。
まもなく〇番線に札幌行きの電車が到着します!耳がピクピクピク(/ω\)
目に毒じゃなくて耳に毒、乗ったら楽だろうな(^_^;)

出発前の天気予報では、釧路から雨だったんだけど、良い方向にハズレ。

タンチョウ鶴みたいのがつがいでいた。

いや~気持ちが良い。
今までは海側=ひたすら向かい風だったが、今日は追い風、これですよこれ(^^)

まさに『人生追い風最高』
脚が残っているとガンガン漕ぎたくなるところだが、あえて今までの疲れを癒すようにマッタリと。

明るい内に襟裳岬にたどり着きたい。
でも前2日間、目標を立てたのがことごとく目標通りに行かなかったので、欲は抑える。

アップダウンのてっぺんで一息ついたらガサガサ!
身構えたらかわぇのが出てきて、たぶん餌くれと、やらない。

北見から来たという小田和正を大音量で流してた
金持ちそうなバイク乗りのおじさんとくっちゃべったり。

いよいよここまで来ました、思えば遠くへ来たもんだ。


襟裳岬へのアプローチ、1,000kmの時はヒ~ヒ~だったが、追い風だとこんなに楽なのね。


通過CK10【襟裳岬 風の館】 1065.5km 到着17:26 想定18:28 参考Close21:47
明るいうちにたどり着けた、嬉しい、時間も余裕。
1,000kmの時に果たさなかった宿題へ。

ちゃんと岬名が入ったものと写真撮りたかったんですが、1,000kmの時は知らず...
次来た時は絶対撮ろうと心に決めてました。
ちょうど観光客の若い男の子が撮りましょうか?と声を掛けてくれたので、
お言葉に甘えて撮ってもらいました。
もう思い残すことはありません。

歩いて先っぽまで行く元気はありませんでしたけどね。

時間もある、お腹もかなり減ったとくれば美味しいもの!
相方が美味しそうなところがあるよと教えてくれた、えりも町のいさみ寿司(食べログ)
ちょっと食べてから慌てて写真撮ったけど、これはめちゃうま!!!名店でした!

さあ、浦河のホテルへ急ぎましょう。
暗闇の海沿いの道では、高波が道路へ降り注ぐ(/ω\)
路面も濡れてるからなるべくセンターライン寄りを走り、後続車が来ると左へ寄る。
そうしないと波にさらわれちゃう気がして怖い。

ホテル【ホテルイースト】 1118.6km 到着21:30頃 想定21:47
いよいよ明日で最終日、身体は疲労でマックスだが這ってでもゴールに行く。 
4日目終了

2021年8月21日土曜日

3日目・地獄慣れ?~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

さて、3日目は5時スタート釧路までの277.9kmです。
やはり力一杯の向かい風予報で考えただけでもウンザリ((+_+))


通過CK6【カニの爪オブジェ】 603.1km 到着5:21 想定5:46 参考Close7:15
紋別セントラルホテルからすぐの通過チェックからスタート

向かい風を撮るためにカメラ持ってんじゃねぇぞ

サロマ湖が綺麗だから記念撮影という名の脚休め。

綺麗に見えますが、ただの廃墟です。

あっ、また武田久美子の...しつこい(^_^;)

そして今日もバキューンと行ってしまうH川さんとS村さん。
まるでウサギとカメ。
私がカメのようにチンタラ進んでいると、きちんと休憩してウサギのように行ってしまう二人。
童話ではカメが勝つことになりますが、現実ではウサギの圧勝なのは
言うまでもありません。

能取岬手前、30時間ぶりに会った岳人さんがもの凄い勢いで追い抜いていく。
はえ~~~!後から聞いたらランナーズハイ状態だったとか(^^)/

通過CK7【能取岬】 715.7km 到着11:55 想定12:36 参考Close16:36
一見、想定通りに見えますが、出発は予定より早いしほとんど休んでいない。
大丈夫かなぁ(^_^;)
ちなみにここではブルベ参加者6人、地元のサイクリスト3人が集いました。

岳人さんと網走市内へ向かいます。
さて、どこかでご飯でもご一緒にと市内で探すものの閉まっていたり満席だったり
あっちへウロウロこっちへウロウロ決まらない。

ここで、岳人さんが能取岬にいた人達だ!と見つけてくれて行ってみると、ご一緒しませんか?
と誘っていただいたのでそのまま5人で入店、浜長

一言、美味しい(^^)v
なんでもお盆中につき市場も閉まってるから、魚系より普通の方がいいですよとのこと。
網走在住と北見在住のお三方、1,300kmブルベに興味津々でした。

共通で知っているブルベのスタッフの方の話やこれからのルート等、
話は尽きず楽しい時間はあっという間、結局1時間半ほど網走市内に滞在し
名前も聞かず写真も撮らずにお別れ(;_;)/~~~
最後に店の外で、これから釧路まで行くなんて信じられない!と
エールなのか呆れらているのか(^_^;)

休んだところで風が弱くなるわけではない!

しばらく走るとホリエモンロケット(←間違いそれは大樹町)大空町
大空がみえるほど開けたところだから?知らんけど、少しさえぎる物がないと風が(# ゚Д゚)
風がなければ美瑛にも劣らない絶景でしたよ、風さえなければ。

ここまで一緒だった岳人さんに先に行ってもらう。
お達者で~~~明日会いましょう!(;_;)/~~~

と思ったら、この旅でガッツリ登るこの区間、岳人さんが登り途中で待っててくれて
一緒に登ってくれました、しかも釧路までずっと一緒<(_ _)>


通過CK8【ハイランド小清水】 770.7km 到着17:30 想定16:02 参考Close21:13
大幅遅れ(^_^;)
ここで釧路のホテルに遅れる旨、伝える。
しかしキツい登りでした。
まあ700km以上走ってるからなのか、荷物いっぱい積んでるからか。
ガーミンの気温は余裕の一桁、8月にこの気温は((+_+))

クソ寒いダウンヒル、せっかくだから見晴台で写真でも
摩周湖ですかね!ってはしゃいで撮った写真、あとから確認したら屈斜路湖の方でした(^_^;)


そしてそして、前週に見事1,300kmを完走した三重県代表!たけしんさんから
紹介してもらったお店、カフェ&キッチン 摩周の森へ!
行者にんにく料理が美味しいとのことで、
私は行者にんにくピザ、岳人さんは行者にんにく丼、美味し!!!

考えてみればブルベ中、でもなんかふっ切れたというか、楽しんだもの勝ちというか。
ただ時間に追われ血眼になって走るのことも必要ですが、まあこれもありかと

弟子屈町~釧路市間は、異常なまでのアップダウンでどうにもならず。
途中で真っ暗闇の山中で私がチェーン落ち、岳人さんが横でライトを照らしてくれる。
1人だったらどうなっていたことか。
その他にも改めて岳人さんと学んだこともあり、ブルベは奥が深い。
岳人さん、本当にありがとうございました<(_ _)>


通過CK9【釧路市 幣舞橋】 877.3km 到着0:15 想定22:42 参考Close6:06
さらに遅れたけどなんかスッキリしてます。

ホテル【ホテルロイヤルイン】 877.9km 到着0:25頃 想定22:44

もう着るものもない。夜中に洗濯→乾燥機かけて取り出して荷物整理。
明日は距離も短くなるしやっとやっとの追い風予報。
ホテルは朝食付きのプランだし、ゆっくり出発したろ!と心に決めて丑三つ時に就寝。
たくさんのことがてんこ盛りだった3日目終了

2021年8月20日金曜日

2日目・地獄 永遠の30分~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

さて、2日目の始まりです。
出発は昨日早く着いたから早めに4時半出発、紋別までの285.3kmを予定
この日も天気はピーカン。泥よけいらね~って(^_^;)

この先はトナカイに引っ張ってもらってアシストしてもらおうかと、朝から考えたり。

人生一綺麗な朝日かも

札幌から参加のH川さん、長野から参加のS村さん
この方達とはこの後、400km位は抜きつ抜かれつを繰り返しました。

通過CK3【抜海駅】 361.6km 到着6:51 想定8:04 参考Close11:08
ここでタンデムの方とやっと会えた。
岳人さん曰く、異常な速さでかっ飛んで行ったとのことで、ここ以降会えず(^_^;)

先月も見た雄大な利尻富士。何度見てもええな。

通過CK4【稚内恵山泊漁港公園(ノシャップ岬)】 378.9km
到着7:48 想定9:05
参考Close12:34
空が青っ!海はもっと青っ!
ここで軽量化したらすぐに腹が減ってきた。
来るときやってなかったお店の暖簾が出てて、開店したようなので行こう
樺太食堂


どかーん!
朝からやりすぎたか(^_^;)
観光客相手なのでお値段それなり、でも美味しかったからいいや(^^)

いつものところで記念撮影をして

その後、宗谷600で通る道、いつも暗闇の中走るので、どんな景色か見えなかった。
意外と海が近くて意外と家があった。昼の宗谷岬も楽しみだ。

そしてお約束の向かい風。
まぁまぁこの位ならいつものこと。

通過CK5【宗谷岬】 414.4km 到着9:57 想定11:10 参考Close15:32
観光客がいて密が嫌だったので、ここから写真
岳人さんと同意見、夜の宗谷の方が人もいなくてライトアップされてて幻想的でいいですよね。
そんな感じです。

さあ、ここから初のオホーツク海側ですよ。
楽しみにしてた奇跡の猿払村(Wikipedia)やたけしんさん絶賛のエサヌカ線があります!
って、宗谷から猛烈向かい風で全然進まないんですが(゜Д゜)

猿払村に入るも既に体はヘロヘロ。下り坂でも25km/hでない。

武田久美子の水着の山(これが分かる人は私と同年代のはずです)

じゃーーーん!
予習で目を付けていたさるふつまるごと館でのホタテ丼。
ちょうどH川さんとS村さんも食べようとしていたので、
ご一緒させていただきました<(_ _)>

さあ、実食!が、しかし!ご飯が固いの(>_<)新米じゃなくて芯米。
昨日の蕎麦といい今回のご飯といい、かて~のが続くな(ToT)

さあ、お待ちかねのエサヌカ線です。
西のオロロンライン、東のエサヌカ線。ですが、全く進みません。

Garminちゃんによると、次の曲がり角まで8kmと出ています。
今、16km/hで漕いでるので、30分で着くことになります。
やっと1km漕ぎました、残り7kmです。
しかし人間は疲れます、速度は14km/hに落ちました、また30分です。
やっと1km漕ぎました、残り6kmです。
貧脚の私は普通の人より疲れます、速度は12km/hに落ちました、またまた30分です。
いつになったら終わるんじゃコラー!(゜Д゜)

この悲惨な状況を動画に撮ったろ思っても、伝わりずれーの
音を聞いていただければ多少は伝わるかな
だいいち、こんな草木も生えない(草は生えてるか)虫1匹いないところなんだから、
普段から如何に過酷な環境かということです。

曲がる度にホッとする数十mがあるものの、いったい何kmの苦行をこなしたか。
この辺りはDNFばかり考えてました。
だって、今日の宿の紋別は130km以上先なのですから。


そんな中でも牛は強い

その後は、無。
ただひたすら淡々と漕ぐ。
早くホテルに行って洗濯しようとか考えてたけど、それも無理。

途中のコンビニで、中学生くらいの男の子2人組が、ブルベですか?と
興味津々で話しかけてきて、目がキラキラしてたのが唯一の救い。
その子達は夏休みを使って北海道1周してて、今日は浜頓別で野宿するそう。
おじさんみたいな大人にならない方がいいよ。

ここだけは一応撮っておいた。

あとは写真なし。
朝は三色丼、昼はホタテ丼、夜はセコマの牛丼!オチがついたところで
ホテル【紋別セントラルホテル】 600.0km 到着22:30頃 想定22:05
精魂尽き果てた。
明日も同じ状況だったらDNFかな。
2日目終了