2021年8月24日火曜日

あとがき~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

ゴールした夜は一人祝勝会、会食は絶対×
普段全く飲まない私がこんなもの買っちゃって(^_^)
まだ気持ちが高ぶってて全然眠くならないので、良い眠り薬になりました。

翌朝はザ・日本のお宿の朝食でした。

新千歳空港でオリャ

も一つおまけにオリャオリャ

トドメだオリャオリャオリャ

さいなら北海道、今回も楽しかったよ。

翌日はゴシゴシ

それでは皆さん気になっているフロントフォークバッグについてご説明しましょう。
そんなに使う事もないとは思いますが、知っていて損はないでしょう。
これは試走の時でボルト2つ止めの時ね。

まず採用したバッグは
オルトリーブ フォークパック プラス F6400(←ワールドサイクルさんのサイトね)
で、基本的にこれはカーボンフォークに付けちゃいけなくて
付けるとするとダボ穴付きのフォークか、金属フォークに
ワールドサイクルさんの3枚目の画像のような輪っかでギュと絞めなきゃいけないわけ。
でもそんなことしたらカーボンフォークがいっちゃうから絶対ダメ。

で、探したらTwofish 3-Bolt Quick Cage Adapterっていうのを見つけたの
でも高くね?バッグが7,000円なのに、取り付けるブラケットが4,000円てアホかと
なので得意のどこでもケージホルダーの出番です。
これを片方2つずつ買って

じゃーーーんとしたわけ。

裏には100均で買った滑り止めをボンドでひっつけました。
これでずれ防止、フォークの塗装面保護にもなり一石二鳥。

1番苦労したのが繋ぎ目ね。
だって片方2ボルトずつだから、付かないわけ。
片っぽをハサミで切り落としてカッターとヤスリで調整、やっぱりボンドで固めた結果、1,300km走っても無問題でした。

バッグ1つには1泊分の着替えやモバイルバッテリー、カイロ、レッグカバー等々入れて、
宿に着いたらサッと取り出すっていう使い方。
左右2個付けたから2泊分の着替えが詰まっています。
後ろのバッグは輪行バッグ、雨カッパ1式、予備ガーミン、筆記用具等、
これは1回も開けませんでした。
着替えは宿に往復宅急便を検討したが、その手間の方が面倒くさくなり自己完結。

◯メリット
・やっぱり車体のバランスが最高
・オルトリーブのサドルバッグLをロングブルベのために、さらにデカいサドルバッグへ交換しなくていい

◯デメリット
・こぎ出しとダンシングで膝が当たる、始めは膝が傷だらけ
・やっぱり少しずつは動く、動いたら締め直すのではなくブラケットごと上へずらす
・バーテープがこすれてめくれた

でもデメリットを考えてもあまりあるメリット。
今後の600以上はこの装備必須ね。

もしこのブログをご覧の方が、このフロントフォークバッグを採用するときは、
1,300kmブルベを完走しちゃった凄い人がブログで紹介してたの!

と言ってくれれば、とても良いと思います
終わり

2021年8月23日月曜日

5日目・天国つづく そしてゴールへ~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

さていよいよ最終日、スタートゴールの当別町石狩太美まで190.4kmとなります。
出発は5時、ゴールCloseは18時5分ですから、13時間で走れば完走となります。
この日も幸いに追い風予報、事故とかパンク5連チャンとかなければ大丈夫っしょ。

浦河町のホテルへ別れを告げ

横を通ったって逃げもしない、やたら身体も態度もデカいカモメ。
前に岳人さんから聞いてたとおり、鳴き声も無駄にデカいの。

3年前の1,000kmの時に、シャワー室の脱衣所でたけしんさんが倒れてた(寝てた)道の駅みついし

セコマで朝食中の岳人さんに追いついた。

海からの風が強いから、木が三日月みたいな形してる。

3年前はこの辺りからカトちゃんとゴールまで一緒だったな。

この日はあまり天気が良くないですね。

この辺りは日高地方特有の馬・馬・馬です。

絶対に一緒にゴールしたかった岳人さんと、ここからはずっと一緒。

鵡川を過ぎてこの旅唯一の霧雨、すぐに止む。

今度は牛。

途中、千歳で私のミッション、職場の先輩の実家に1,260km走って寄る!
出迎えていただきご挨拶、慌ただしく先を急ぎます<(_ _)>

北広島ではお腹が空いて二人でラーメン。
車がいっぱい駐まってたから美味しいラーメン屋かと思って期待するも
ただ調理が遅いだけで全然美味しくない!ちょっとガッカリ(>_<)

一応お腹も満たされたのであとはたどり着くだけ...

GOAL【セブンイレブン石狩太美店】 1309.0km 到着15:45 想定18:04 Close18:05
着いた(T_T)終わった(T_T)なんという充実感、達成感。

認定されれば106時間45分かな。岳人さんと喜びを分かち合う。
左に写っている剛脚Y本さんも無事完走した模様。

とここで、余韻に浸っていたら...

なんと1,000kmの時の戦友カトちゃんが片道30kmを折りたたみ自転車を漕いで、
ゴールにお祝いで駆けつけてくれたじゃないですか!いや~感激!!3年ぶり!!!
ちなみにカトちゃんも先週1,300kmは完走済み!いよっ、さすが!


上の写真は1,000kmの時のゴール写真。同じ3年ぶり後ろ向きピース(^_^)v

こうして長い旅は終わってしまいました。

まずはまん防の札幌を当別町に変更してまで開催してくれた、AJ北海道のスタッフの皆様
スタート時間が違えど、一緒に812に参加された北海道やその他の地域の皆様
何かあったらまずかったのでサイレント参加でしたが、お伝えしていて面倒みてくれた皆様
茨城空港の送り迎え等々、見守っていた相方
前週完走してたくさんのアドバイスをくれた、たけしんさんとカトちゃん
そしていつも一緒に参加し苦楽を共にし面倒みてくれる岳人さん
本当にありがとうございました<(_ _)>
終わり

2021年8月22日日曜日

4日目・一転天国(^^)~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

昨日まで頑張ったかいがありました。
この日は浦河町までの240.7km、最終日の宿はどこにしようか迷いましたが、
この4日目をあまり頑張りすぎないようプランニングしました。

この旅初めてのホテルの朝食!
ホテルロイヤルインは朝食の評判が良かったので絶対食ったろと楽しみでした。
いや~朝から大満足でした(^^)v

駅前のホテルだったので、駅の放送が聞こえるんですよ。
まもなく〇番線に札幌行きの電車が到着します!耳がピクピクピク(/ω\)
目に毒じゃなくて耳に毒、乗ったら楽だろうな(^_^;)

出発前の天気予報では、釧路から雨だったんだけど、良い方向にハズレ。

タンチョウ鶴みたいのがつがいでいた。

いや~気持ちが良い。
今までは海側=ひたすら向かい風だったが、今日は追い風、これですよこれ(^^)

まさに『人生追い風最高』
脚が残っているとガンガン漕ぎたくなるところだが、あえて今までの疲れを癒すようにマッタリと。

明るい内に襟裳岬にたどり着きたい。
でも前2日間、目標を立てたのがことごとく目標通りに行かなかったので、欲は抑える。

アップダウンのてっぺんで一息ついたらガサガサ!
身構えたらかわぇのが出てきて、たぶん餌くれと、やらない。

北見から来たという小田和正を大音量で流してた
金持ちそうなバイク乗りのおじさんとくっちゃべったり。

いよいよここまで来ました、思えば遠くへ来たもんだ。


襟裳岬へのアプローチ、1,000kmの時はヒ~ヒ~だったが、追い風だとこんなに楽なのね。


通過CK10【襟裳岬 風の館】 1065.5km 到着17:26 想定18:28 参考Close21:47
明るいうちにたどり着けた、嬉しい、時間も余裕。
1,000kmの時に果たさなかった宿題へ。

ちゃんと岬名が入ったものと写真撮りたかったんですが、1,000kmの時は知らず...
次来た時は絶対撮ろうと心に決めてました。
ちょうど観光客の若い男の子が撮りましょうか?と声を掛けてくれたので、
お言葉に甘えて撮ってもらいました。
もう思い残すことはありません。

歩いて先っぽまで行く元気はありませんでしたけどね。

時間もある、お腹もかなり減ったとくれば美味しいもの!
相方が美味しそうなところがあるよと教えてくれた、えりも町のいさみ寿司(食べログ)
ちょっと食べてから慌てて写真撮ったけど、これはめちゃうま!!!名店でした!

さあ、浦河のホテルへ急ぎましょう。
暗闇の海沿いの道では、高波が道路へ降り注ぐ(/ω\)
路面も濡れてるからなるべくセンターライン寄りを走り、後続車が来ると左へ寄る。
そうしないと波にさらわれちゃう気がして怖い。

ホテル【ホテルイースト】 1118.6km 到着21:30頃 想定21:47
いよいよ明日で最終日、身体は疲労でマックスだが這ってでもゴールに行く。 
4日目終了

2021年8月21日土曜日

3日目・地獄慣れ?~RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido~

さて、3日目は5時スタート釧路までの277.9kmです。
やはり力一杯の向かい風予報で考えただけでもウンザリ((+_+))


通過CK6【カニの爪オブジェ】 603.1km 到着5:21 想定5:46 参考Close7:15
紋別セントラルホテルからすぐの通過チェックからスタート

向かい風を撮るためにカメラ持ってんじゃねぇぞ

サロマ湖が綺麗だから記念撮影という名の脚休め。

綺麗に見えますが、ただの廃墟です。

あっ、また武田久美子の...しつこい(^_^;)

そして今日もバキューンと行ってしまうH川さんとS村さん。
まるでウサギとカメ。
私がカメのようにチンタラ進んでいると、きちんと休憩してウサギのように行ってしまう二人。
童話ではカメが勝つことになりますが、現実ではウサギの圧勝なのは
言うまでもありません。

能取岬手前、30時間ぶりに会った岳人さんがもの凄い勢いで追い抜いていく。
はえ~~~!後から聞いたらランナーズハイ状態だったとか(^^)/

通過CK7【能取岬】 715.7km 到着11:55 想定12:36 参考Close16:36
一見、想定通りに見えますが、出発は予定より早いしほとんど休んでいない。
大丈夫かなぁ(^_^;)
ちなみにここではブルベ参加者6人、地元のサイクリスト3人が集いました。

岳人さんと網走市内へ向かいます。
さて、どこかでご飯でもご一緒にと市内で探すものの閉まっていたり満席だったり
あっちへウロウロこっちへウロウロ決まらない。

ここで、岳人さんが能取岬にいた人達だ!と見つけてくれて行ってみると、ご一緒しませんか?
と誘っていただいたのでそのまま5人で入店、浜長

一言、美味しい(^^)v
なんでもお盆中につき市場も閉まってるから、魚系より普通の方がいいですよとのこと。
網走在住と北見在住のお三方、1,300kmブルベに興味津々でした。

共通で知っているブルベのスタッフの方の話やこれからのルート等、
話は尽きず楽しい時間はあっという間、結局1時間半ほど網走市内に滞在し
名前も聞かず写真も撮らずにお別れ(;_;)/~~~
最後に店の外で、これから釧路まで行くなんて信じられない!と
エールなのか呆れらているのか(^_^;)

休んだところで風が弱くなるわけではない!

しばらく走るとホリエモンロケット(←間違いそれは大樹町)大空町
大空がみえるほど開けたところだから?知らんけど、少しさえぎる物がないと風が(# ゚Д゚)
風がなければ美瑛にも劣らない絶景でしたよ、風さえなければ。

ここまで一緒だった岳人さんに先に行ってもらう。
お達者で~~~明日会いましょう!(;_;)/~~~

と思ったら、この旅でガッツリ登るこの区間、岳人さんが登り途中で待っててくれて
一緒に登ってくれました、しかも釧路までずっと一緒<(_ _)>


通過CK8【ハイランド小清水】 770.7km 到着17:30 想定16:02 参考Close21:13
大幅遅れ(^_^;)
ここで釧路のホテルに遅れる旨、伝える。
しかしキツい登りでした。
まあ700km以上走ってるからなのか、荷物いっぱい積んでるからか。
ガーミンの気温は余裕の一桁、8月にこの気温は((+_+))

クソ寒いダウンヒル、せっかくだから見晴台で写真でも
摩周湖ですかね!ってはしゃいで撮った写真、あとから確認したら屈斜路湖の方でした(^_^;)


そしてそして、前週に見事1,300kmを完走した三重県代表!たけしんさんから
紹介してもらったお店、カフェ&キッチン 摩周の森へ!
行者にんにく料理が美味しいとのことで、
私は行者にんにくピザ、岳人さんは行者にんにく丼、美味し!!!

考えてみればブルベ中、でもなんかふっ切れたというか、楽しんだもの勝ちというか。
ただ時間に追われ血眼になって走るのことも必要ですが、まあこれもありかと

弟子屈町~釧路市間は、異常なまでのアップダウンでどうにもならず。
途中で真っ暗闇の山中で私がチェーン落ち、岳人さんが横でライトを照らしてくれる。
1人だったらどうなっていたことか。
その他にも改めて岳人さんと学んだこともあり、ブルベは奥が深い。
岳人さん、本当にありがとうございました<(_ _)>


通過CK9【釧路市 幣舞橋】 877.3km 到着0:15 想定22:42 参考Close6:06
さらに遅れたけどなんかスッキリしてます。

ホテル【ホテルロイヤルイン】 877.9km 到着0:25頃 想定22:44

もう着るものもない。夜中に洗濯→乾燥機かけて取り出して荷物整理。
明日は距離も短くなるしやっとやっとの追い風予報。
ホテルは朝食付きのプランだし、ゆっくり出発したろ!と心に決めて丑三つ時に就寝。
たくさんのことがてんこ盛りだった3日目終了