さすがに疲れがどっと出て、前の晩、4時間は寝ました。
予定より1時間早く、6時に出発です。
コンビニの店員さんに聞いたら、夜中組は悲惨だったと言ってました。
弱くなった朝はまだマシか。
おまけに向かい風で脚も回らずドンドン抜かされちまう。
予報より早く雨が止んで、これは最後に好条件か！？と期待が高まる。
向かい風はもういいよ(+_+)
トンネル内もしっかり風が吹き抜けてくれる。
地元の漁師のおばちゃんがいたから、この先も降ってますかね？と問いかけると、
雨が行く先から吹き付けてるから間違いなく降ってる、
と言うもんだから、再度慌ててカッパを着る。
路面も嘘みたいに完全にドライ。
クソババア嘘つきやがったな！(口が悪い)と人のせいにしても始まりません。
何を言っても最終判断を下した自分に責任があります。
通過CKE(773.7km)
遠かった、キツいアップダウンだった、でも諦めずに回したら着いた。
でも真っ白でな～～～にも見えません。
ここでのクイズは看板に書かれている標高。
この後も結構なアップダウンが続き、ここは石川広域農道か？と思ったとか...
前方の参加者が右にもたれて危ない！
何度声を掛けてもすぐにフラフラ～～～とセンターライン寄りに行ってしまう。
本人が何度も大丈夫と言うのでお先に行かせてもらったが、本当に大丈夫かな(^_^;)
さあ、ここが最後のPCです。
ここを過ぎると1000kmブルベ特有の時間調整があり、
190kmを18時間で走ればいいことになります！さすがに大丈夫かな？
このPCの先30kmに 道の駅みついし があって、昆布温泉に入れるらしい。
そこで大休憩をしようと行って見ると...
３連休の中日とあって、地元の人で大混雑。
お風呂は諦め、まずはご飯を注文するも、注文した海鮮丼は30分待っても来ず、
いつになるか聞くと、もう30分以上は確実のよう。
おいおい、貴重な時間を返せよ！と言いたい気持ちを抑え、キャンセル。
施設を探検してみると、別棟にシャワールームがあるじゃない！
これは入ろうと行ってみると、暗闇の部屋の中で誰か倒れている！！！
ジャジャーーーン
三重県代表：たけしんさん(^_^;)
力尽きて脱衣所で休んでいたとか、なかなか思い切ったことをしてくれます(^_^)v
施設のおじさんに聞いたら、シャンプー売ってない、石けん売ってないで
素洗いじゃ意味ないので結局ここもスルー。
１時間以上も無駄な時間を過ごし、先へ進むことにして、
相方にLINEで教わった7km先のセコマでコンビニ飯。
食べてるとたけしんさんが追いついてきて、横で屁をかましてくれる。
こちらも負けじと食べながら屁で返す。
私たちって一体...(^_^;)
そしてここからは札幌代表：カトちゃんと一緒に走る。
ずっと抜きつ抜かれつだった、カトちゃんはね～凄いんですよ。
ハンドルはブルホーンを
超個性的なチャリに長髪の若者。
ブルベを始めたのは今年の５月！
６年やって初めて1000km参加のおじさんの立場は...
飄々としてて敬語は無いけど凄く気を遣ってくれる。
な～～～んか気が合いました(^_^)v 変わってるけど素敵な若者です。
カトちゃんと椅子に座って数分寝る。カトちゃんは起きたまま。
駅は覚えてないそうで、意味は無かった...
その後は２人で満身創痍、20km/h出ないのも当たり前。
18km/h位でひたすら回す。1kmが本当に長い。1kmが10km、100kmに感じる。
コンビニがあれば寄り、道の駅があれば寄る。
私のためのトイレ寄りが多かった、カトちゃんごめん。
牧場の横を通っているようで、暗闇から『ブヒヒヒーン！』と馬の声が聞こえる。
この後、この旅８回目の雨が降り始める。
寒いしカッパを着る→すぐに止む(゜Д゜)
カトちゃんに声を掛けながら２人で必死に踏む。
最後の最後に町中でヒルクライム(>_<)
精根尽き果てたどり付いた先...
やっと終わった(T_T) 終わってしまった。
時間は72時間40分(暫定タイム)
ブルベ歴たった２ヶ月で1000km完走は伝説よ。
また北海道行くからまた一緒に走ろう。
三重県代表：たけしんさん。
私みたいに余裕の無い走りではなく、のんびり牧場で休んだり、
クワガタ見つけたり(^_^;)してたらしい。それでも余裕でゴール。
最後はゴールを1km通り過ぎたり、翌日帰りの飛行機は千歳線の遅れで乗り遅れたり、
最後までたけしん伝説ここにあり！
またどこかでご一緒しましょう。
素晴らしい参加者と運営と素晴らしくない天気に恵まれ、
そしてTwitterでのたくさんの応援の元、何とか完走できました。
皆々様のおかげです、
本当にありがとうございました<(_ _)>
おわり
